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コオニユリ（小鬼百合） ユリ科 日当たりのよい適湿の山地や高原に生える多年草。ときには乾燥した断崖にも自生している。茎は細く直立し、普通0.8～1mほどだが、中には1.5mになるものもある。茎は、淡緑色で、地下に白色の鱗茎がある。 夏に茎頂が分枝してオレンジ色の花弁をつけ、やや下向きに開く。橙色の花被片は6個で、花弁が開花後、外側に強く反り返る。内側に紫黒色の斑点がが目立つ。花径6cm。花は下から順次咲く。 笹の葉状の葉を数多く互生し、葉身に光沢がある。多数の果実ができる。葉の付け根にムカゴ(珠芽)がつかない。 |
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