地蔵盆 万灯会／伽耶院
700基の灯籠と6000本のろうそく

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　 毎年8月23・24日は地蔵菩薩の縁日で、伽耶院では送り盆の万灯会（まんどうえ）が執り行われます。
　 2003年8月24日は境内に700基の手書き灯籠が吊されました。また、多宝塔の前では阪神淡路大震災の鎮魂の願いを込めた6000本のろうそくが灯（とも）され、幽玄の世界を作り出しました。

注 まんどうえ【万灯会】

　 懺悔（ざんげ）・罪障消滅のために、多くの灯明をともして仏・菩薩（ぼさつ）を供養する法会。万灯供養。（明鏡国語辞典）

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	本堂の前から行者堂の方向に連なった灯籠
	行者堂と開山堂の広場
	参会者が思い思いの祈りを込めてろうそくを灯していきます。 　 点火された明かりを見学したことはありましたが、 　 自分が参加して点灯するというのは初めての経験でした。
	ろうそくで照らし出された多宝塔。 　 ろうそくが風で消えないように一本一本紙が巻いてあります。 　 蝋がこぼれずに明るく燃えていきます。
	夏の夜の「山寺ライブ」が併行して催されました。 　 私が参拝した24日は灯籠と篝火（かがりび）と 　 スポットライトに照らされてハープが演奏されました。

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