内庭から見た時計塔 　神　戸　税　関    神戸市中央区

神戸のレトロな建物は旧居留地にたくさんありますが、そのほかにもいろいろあります。神戸税関もその一つです。
　 昭和 2（1927）年建築で4階建てコンクリート造り。角に4層の時計台（展望台）が付いています。

旧庁舎玄関−税関本庁前交差点から撮影

阪神淡路大震災によって隣接した別館が被災し、本館も損傷がありました。そこで、平成11年に「港神戸」のランドマークとして親しまれてきた歴史的建築物を保存し、増築・改修をして高度情報処理機能を備えた庁舎に再整備されました。現在の中庭は、以前は執務室として使用されていた所です。

新館8階から見た本館と中庭	旧館の玄関ホール
新館の玄関ホール	この建物（本館と新館を合わせて）は、平成16年に、計画にあたって生み出された中庭を市民が利用できる憩いの空間とするなど「開かれた税関」を目指した試みと、都市の記憶を残して隣接する歴史的建築物保存エリアの景観形成に寄与するばかりでなく、環境負荷低減に配慮した「グリーン庁舎」となっていることが評価されて、公共建築賞［行政施設部門］を受け、国土交通大臣から表彰されました。そのほかにもいろんな賞を受けています → 公共建築賞　　JIA環境建築賞　　神戸市建築文化賞 　 神戸税関の建物の説明は神戸市中央区の公式ページにある「まちしるべ（三宮・元町）」にあります。なお、神戸税関の広報展示室・旧館玄関ホール・中庭は、平日（08：30〜17：00）にいつでも見学できます。中庭の見える喫茶も利用できます。 → 広報展示室の案内

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