案内図記号

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　 左のような「化粧室」の案内標識を見かけました。トイレの案内表示はいろんな所に示されていますが、ほとんどと言って良い位デザインが違います。
　 デザイナーの方々はそれぞれに工夫して作られたと思います。が、見る方の立場からすると、統一してある方がわかりやすいと思います。
　 調べてみると、案内に使う図記号は 2002年にJIS(Japanese Industrial Standards ： 日本工業規格)で制定されていることがわかりました。

　 JIS（日本工業規格）の 案内用図記号（JIS Z8210）によれば、左が お手洗、右が 矢印 の記号です。

「お手洗」に「矢印」を組み合わせて表示すればトイレの場所を的確に示すことができます。そして、文字が読めない人にとっても掲示の意味がわかるはずです。

　 案内図記号の使用については、関係者に対して周知されていると思いますが、実際の使用はまだまだと言うところでしょうか。

　 トイレの場所を示すのに、左の標識がよく使われています。
　 これらは JIS が制定される以前に使用されていたものです。
　 2002年の制定では、男子、女子を示す記号 として右のようにきめられています。少しスマートに変身したようです。

　 案内図記号は、不特定多数の人々利用する場所、建物、印刷物などに、言葉によらない表現による“案内”に用いる図記号を規定したものです。
　 公共・一般施設、交通施設、特定の場所・建物、観光、商業・小売店などの施設や、さまざまな地図、案内板、標識、印刷物などで、文字・言語の壁を越えて情報伝達を図る手段 として用いることが望ましいとされています。

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「舞子の浜／ワンショット」は小田桐 一良が作成したものです。

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