1921（大正10）年に設立された網干銀行本店の建物が商店街の一角で洋品店として使用されています。
建物は煉瓦造り2階建て、壁面は茶褐色の素焼きのタイル貼り。北西隅は円形に仕上げられ、その上に銅板葺きのドームが乗っています。基礎には花崗岩が使われていますが、上部の軒蛇腹、窓まわり、細部装飾には人工石が使用されています。
内部は2階まで吹き抜けになっており、シャンデリアが釣り下げられていました。天井の漆喰装飾や、回廊の手摺などが残されています。シャンデリアは1階の事務室で現在も使用中です
銀行ができたころは網干随一の賑わいを見せていた街だった
そうですが、現在は残念ながらシャッター通りになっています。
| 撮影日 | ： | 2008年 12月 8日 |
| 撮影地 | ： | 兵庫県姫路市網干区新在家 橋本町商店街 |
| カメラ | ： | Panasonic DMC-FX500 |
| 撮影者 | ： | 小田桐 一良 |
見学したときに頂いたポケットティッシュの図柄
「舞子の浜」は小田桐 一良が作成したものです。
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