D511072の保管場所 を、新しいページを開いて表示します。
置かれていると言うよりも、塗装は剥げ、全体にさびが浮いてきており、放置されているというほうが適切かも知れません。最近、少しずつ塗装されているのに気付いていましたが、2008年1月25日に通りかかると作業している人がおられましたので様子を聞きました。
ここ十数年間塗装もせずに放置されていたので錆がひどくついています。その錆の上に塗装してもすぐに剥がれてしまうので、穴埋めをしてから塗装をしているとのことです。作業はボランティアで、1人でこつこつと行っているとのことです。塗料費だけは市が支出しているそうです。
機関車の前には標識板が埋め込まれています。文面から熱烈歓迎した様子がうかがえます。碑文にある相生橋跡地は現在地から北東に180m、元町6丁目交差点南に作られた小公園（広場）です。この小公園はその後再整備されましたが、その時、図体の大きい機関車は邪魔になったので現在の場所に追いやられたようです。日本国鉄では1976（昭和51）年に全ての蒸気機関車の使用を終了しました。神戸に機関車がやってきたころは、全国で保存しようという動きが盛んな時でした。その動きの中で、蒸気機関車は国鉄から各地の自治体等に無償で貸与され、公園などに設置されました。しかし、その後の保守管理が十分でなく、雨ざらしで、鉄くず一歩手前の状態のものがたくさんあるようです。
D511072 はじめ各地の保存機関車の情報は 関連リンク からどうぞ。
