源平・壇ノ浦の戦いで敗れた平家一門の武将・平の大納言時忠は能登に流されました。その子、時国は、近隣の村々300石を統治し、館を構えたのが時国家の始まりです。
1630年代に分家が行われ、主家（上時国家）は天領を、分家は加賀藩領をそれぞれ支配しました。
上時国家から北へ250mの所に 時国家 があります
時国家の紹介等は案内板の説明をご覧下さい。
屋敷は長い階段を上がった所にあり、入母屋萱ぶきの大屋根の高さは18m、正面玄関は総欅の唐破風造りです。
訪問したときは雨上がりで湿度が高く、いろりで燃えている薪の煙が周囲に漂っているのが印象的でした。
屋敷は平地にありますが、石垣の間を進み、いったん左へ向かいます。直接建物には入れない構造になっています。
撮影日：2012年11月6日
撮影地：石川県輪島市町野町 上時国家／時国家
カメラ：Olympus SH-25MR／Panasonic DMC-G2
撮影者：小田桐 一良
「舞子の浜」は小田桐 一良が作成したものです。
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