ハノイから東へ 120km、トンキン湾内にあるハロン湾には大小3000を超す島や奇岩が浮かんでいます。
島を形成している岩石は、古生代後期（石炭紀〜ペルム紀 3億6000〜2億5000万年前）の 石灰岩です。海底で生成されたものが隆起によって陸地となり、カルスト地形ができた後、再び沈下して山の頂上だけが海面から顔をのぞかせています。
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湾内にはいくつか鍾乳洞がありますが、その中の一つ、ダウゴー島にあるティエンクン鍾乳洞を見学しました。
入り口まで100の石段を登り、帰りは200段下って船付き場に到着します。登り、下りで計算が合いませんが、それは、洞穴内は出口の方が高くなっているためです。
洞内は左の写真のようにけばけばしい照明が施されています。
色に惑わされて、本来の鍾乳石の様子が分かりにくくなりますので、右のように灰色に調整しました。
