大　賀　蓮 兵庫県加東郡社町　平池公園

大賀蓮（おおがはす）は、昭和２６年(1951)、千葉市の北西部に位置する東京大学検見川厚生農場 （現 東大検見川総合運動場）内の泥炭層の下から、植物学者である大賀一郎博士が 発見した約２，０００年前のものと推定される古ハスの実から発芽したものです。

日本各地に広がっているようで^*1、社町のハスは、昭和５８年(1983)に鳥取県農林試験場から種子を譲り受け発芽に成功したものです。
　^*1　asahi.com　の MYTOWN 千葉（2001.5.28）によれば、国内では少なくとも２９都道府県に、海外では中国、アメリカ、ドイツ、台湾に送られているとのこと。

種子が発掘された千葉県では、昭和２９年(1954)県の天然記念物に指定。平成５年には千葉市の花に指定されています。平成１１年にふるさと切手「大賀蓮」（千葉県）が発行されています。

花の見頃は、６月下旬から７月中旬まで。明け方から花弁を開き、午後には閉じるので撮影は朝早い時間がお薦め。花の命は３～４日とのこと。

撮影：2001.6.30.　CASIO QV-8000SX

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