てっせん・クレマチス

「てっせんの寺」本覚寺では５月下旬から６月にかけて ４３０種１１２８株がいろとりどりに咲き競います。 本堂外陣の格天井の１５４の升はすべて異なった品種の てっせん・クレマチスの写真パネルで埋められています。

	撮影地：本覚寺　兵庫県出石郡出石町魚屋　Tel. 0796-52-2691
撮影：2001.5.30. ／ CASIO QV-8000SX

てっせん　鉄線

キンポウゲ科の落葉蔓性草。中国の原産。茎は針金のように細く、強い。葉柄で他物に巻き付く。葉は対生し、長柄のある掌状複葉。初夏、葉腋に長花柄を生じ、大きな白色または淡青紫色の六弁花を単生、雄蕊は暗紫色を呈する。花色が紫・桃など、園芸品種が多い。観賞用。根は生薬の「威霊仙」で、痛風の薬とする。鉄線花。クレマチス。《季語・夏》（広辞苑）なお、花弁状のものは萼片




クレマチス　Clematis

　キンポウゲ科センニンソウ属植物(その学名)。蔓性で世界の温帯に約250種が分布。
　園芸上は、花が径10センチ以上のもので、日本に自生する「カザグルマ」や中国原産の「テッセン」などの原種と、種間交配によって作り出された多数の園芸品種を合わせて総称している。
　花弁状のものは萼（がく）で、中央に集まった雌しべのまわりに多数の雄しべがある。花期は晩春～夏で、4～8枚のがく片の色は白・ピンク・紅・紫・青等がある。繁殖はさし木、つぎ木による。カザグルマ・テッセンなどから改良された園芸品種が多い。（広辞苑と平凡社・マイペディア による）

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