表紙 目次denとpedestrianいしぶみ今の舞子 作成:2008年1月3日 

道路改修記念碑

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  JRと山陽電車に挟まれたところにも舞子公園の飛び地(?)があります。その一角に道路改修記念碑が建っています。
  記念碑に台座はありませんが、高さ 172、幅 42、厚さ 18cmの大きなものです。
  刻まれている碑文を読んでみました。

記念碑正面: 道路改修記念碑
記念碑正面
記念碑左面: 延長九百五十八間(1.71km)  幅一間半(2.7m)
下方 上方 左面全体
(左)左側面下方 (中央)左側面上方 (右)左側面全体

記念碑背面: 明治四十四年五月
世話人(横書き)
世話人8名を連記(省略)
記念碑背面

記念碑右面

記念碑右面  碑文 27文字×3行  横書きにしています

従舞子至高平一帯之丘峻路狭坂多不通車為運搬実關□□将産
業之発展不捗明治三十五年山田村大谷禎蔵憂之改修計有志者
尓来十年鋭意□□不屈不撓得□従者之□□遂□改修之偉業矣

(読み下し)
  舞子より高ヶ平一帯の丘は峻路狭坂。多く車を通さず。為に運搬の実關□□将に産業の発展はかどらず。明治三十五年、山田村の大谷禎蔵これを憂い有志者と改修を図る。爾来十年、鋭意□□不屈不撓。従者の協力を得て改修の偉業かな。

(意訳)
  舞子から高ヶ平一帯の丘は道が険しく、狭い坂道のため、車も通れず、産業の発展も捗らなかった。
  明治35(1902)年、山田村の大谷禎蔵氏はこれを憂い、有志と相談して改修を始めた。それ以来10年、協力する人とともに不屈不撓の努力でついに改修を完成した。
  誠に立派な業績である。

光の加減で一枚だけではうまく読み取れません。3組の写真を用意して見比べながら読み取りました。→ 1組目2組目3組目


撮影日: 2004年1月14日〜2007年11月24日
撮影地: 神戸市垂水区東舞子町 舞子公園
カメラ  : Nikon COOLPIX 8400 / S4 / 210
撮影者: 小田桐 一良


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25,000分の1 電子国土基本図(地図情報)
    ◎画面中央の赤い丸 赤い丸 が道路改修記念碑の位置です。


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