松平日向守信之公の供養墓

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　 住宅の並ぶ街の中、柵で囲まれた1軒分の空き地の奥に三角形の墓が祀られています。大きな松の木と説明板がなければ見落としてしまいます。
　 場所は神戸市垂水区霞ヶ丘2丁目。最寄りのバス停は垂水駅発1系統で霞ヶ丘5丁目です。（墓は南へ20m）

（左）墓はバス道に面した柵の中。松の木が目印　 （右）墓と説明版
周囲は掃き清められ、花が供えてあります

　 表面には苔が張り付いて読みにくい部分もありますが、読み取ってみました。

　 　 　 貞享三丙寅天
長昌院殿従四位江月圓覺大居士
　 　 　 仲秋〓廿二日

注　 貞享三年は1686年、丙寅（ひのえとら）の年

注　 神戸市西区役所作成の 西区の歴史 のページに、『彼の遺徳をしのんで、信之の死後に農民たちは各地の新田地帯に供養の石塔などを建立しました。それらは今も「日向さん」と呼ばれて区内神出の最明寺や伊川谷町漆山、神戸市垂水区霞が丘、明石市の大久保町森田・鳥羽円通寺・魚住町清水などで、今もまつられています。』 とあります。　 リンク：2010/09/14確認

説明板

撮影日： 2007年11月1日
撮影地： 神戸市垂水区霞ヶ丘2丁目
カメラ　 ： Nikon Coolpix 8400
撮影者： 小田桐 一良

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→ 25,000分の1 電子国土基本図（地図情報）
　 　 ◎画面中央の赤い丸 が供養墓の位置です。

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