墓地の中というか、端というか、背が高いので一段低い道路からでもよく見える場所にあります。

　 背面から、垂水町の西垂水地区と山田地区が合同で 106町1反8畝2歩 ( 1.053 km²) の土地を整理して延長 4里34町17間 （19.45km） の道をつけ、8里11町30間（32.67km）の水路（溝渠）、5カ所の橋を作ったこと、大正7年（1918）から昭和10年（1935）までかかったこと、経費は21万7159円であったことは読み取れますが、どのような経緯があったかは記されていません。

　 組合長を始めとして37名が列記してあります。この碑を建てたときには経緯を書くよりも、事業に関わった人の名前を記録することのほうが大切だったのでしょうね。