住吉川を見下ろす高台を切り開いて建てられています。
「忠魂碑」と刻まれた自然石の高さは約2m。
その前に並べられた御影石の板には、最初に 「殉国の英霊」 「支那事変 大東亜戦争」 と刻まれたあとに、364柱の氏名が並んでいます。最後に 「昭和33年5月9日 ／ 財団法人 住吉学園 建之」 とあります。
石垣の脇には発起人として村長、助役ほかの氏名が書かれています。
戦争で亡くなった方々を悼んで忠魂碑はあちこちに建てられていますが、これだけ多くの個人名を列記した碑は、今までお目にかからなかったと思います。
撮影日： 2017年2月17日
撮影地： 神戸市東灘区住吉山手6
カメラ ： Olympus OM-D E-M10
撮影者： 小田桐 一良
碑を建立した（一般財団法人）住吉学園は、1918（大正7）年に財団法人私立睦実践女学校として発足。1944（昭和19）年に住吉学園と名称を変更し、住吉女子商業学校を開校。（昭和23年閉校）
昭和23年に住吉村の村有財産の寄贈を受け、そこから生まれる果実をもって地域社会の教育・文化・福祉・コミュニティーに関わる事業活動を展開しています。（ 住吉学園のホームページ による（2017/02/18閲覧））
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