神戸新聞社編集局情報センター発行のメールマガジン『日刊 Ｇ・ラフ』2001年10月25日号によれば、文化審議会（高階秀爾会長）は、中国革命の父・孫文ゆかりの建物として知られる「移情閣」（神戸市垂水区）など8件の建造物を、国の重要文化財に指定するよう遠山敦子文部科学相に答申したとのことです。
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| 海上プロムナードから見た移情閣 撮影：2001.9.13. | 芝生広場と移情閣 撮影：2001.12.9. |
明石海峡大橋の周辺整備に伴う解体、移築に際し、大正期の金唐紙の壁紙やマントルピースの英国製タイルなどを復元。移情閣に接して建てられていた明治後期の本館の外壁の一部が、移情閣の外壁として使用されていたことが確認され、93年に県の重要有形文化財に指定されました。
国内最古級のコンクリートブロックが外壁に用いられていることから、答申では「その技術を伝える遺構として重要」などと評価されました。
重要文化財として指定が決まれば、建造物として兵庫県内では、ちょうど100件目となります。
このページの背景は移情閣の壁紙に使用されている金唐紙（きんからかみ）の色調を調整して使用しています。
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