編集：1999年5月23日　 兵庫県ユースホステル協会「ユースホステル活動のしおり」 参考資料4

資料 4　グループ取扱方針

昭和39(1964)年6月28日
（財）日本ユース・ホステル協会

　 ユースホステル運動発展のためにグループ活動が相当大きな貢献をなしている今日、これの育成については次の点に留意することが大切である。

1. グループは会員より自然発生的に組織される。
2. グループ活動は原則として自主的、自発的な運営を行なわしめ、この原則で育成することがよい。
3. 協会はグループの求めに応じて可能な範囲において助言や援助をすることは差支えない。
4. グループがユースホステル運動の体面を汚し、はなはだしく協会の（本部・支部を含めて）方針に反する場合、解散を命ずることができるように措置する。
5. グループと協会との間には、その会員名簿、リーダーの氏名、規約等を報告させ、これを登録し承認を与えることが必要である。
6. グループが行なう事業について事前と事後に協会に報告するよう連結を密にすることが必要である。
7. 全国的、国際的なグループについてはJYHの所属とするが、この他のグループは地方協会に所属するようにする。
8. 全国的グループ連絡協議会、全国的学生研究会の如きはJYHの所属とし、その中に機構を設けて育成すべきである。
9. グループがそのグループの運営のために多数額の会費を徴収することはさけるべきである。

−− 以上 −−

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「ＨＹＨ活動の手引き」は、昭和48(1973)年に私（小田桐　一良）が
所属していた兵庫県ユースホステル協会で作成したものです。